「プロジェクションマッピング、いくらかかるの?」
この質問への答えは「場所と目的による」ですが、それでは検討が始まりません。この記事では、2026年秋冬時点の最新相場を、飲食店・ホテル・商業施設・屋外イベントの4カテゴリ×規模別に整理します。
秋冬はクリスマス・年末年始の演出需要が高まる時期。「今から動けば12月に間に合うか」の判断材料としてもお使いください。
費用を決める3つの変動要素
見積もりの金額を左右するのは、主に以下の3つです。
① 投影面の面積と形状
テーブル1台なのか、壁面1面なのか、270度の3面なのか、建物外壁なのか。面積が大きく、形状が複雑(凹凸が多い)ほど、プロジェクターの台数と映像制作の工数が増え、コストが上がります。
② 映像コンテンツのオリジナル度
既存テンプレートの活用か、フルオリジナルの3DCG映像制作か。この差だけで数百万円の開きが生じます。
③ 常設か一時的(イベント型)か
常設は機材を購入する前提、イベント型はレンタルが一般的。常設は初期費用が高いがランニングで回収可能、イベント型は初期費用を抑えられるが繰り返し使うと割高になります。
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カテゴリ①:飲食店(400万円〜)
- テーブルPM or 壁面1面(400万円〜):テーブル1台への投影、または壁面1面への演出。Whitely小人シェフのようなコース連動型テーブルPMはこのレンジがスタートライン。
- 壁面複数面・270度(600万円〜):麻布「和ノ音」のような270度壁面+テーブルPMの没入空間。複数台のプロジェクターとエッジブレンディング(映像の継ぎ目を自然に融合させる技術)が必要。
- フルカスタム(800万円〜):コース連動・季節映像切替・インタラクティブ演出を含むフルパッケージ。和ノ音の「壁面タッチで映像が反応する」インタラクティブ演出を含む場合はこのレンジ。

秋冬の飲食店向けポイント
クリスマスディナーの期間限定演出として導入し、その後も季節映像を更新して通年運用する——という「期間限定→常設化」のステップアップ導入が増えています。
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カテゴリ②:ホテル(600万円〜)
- ロビー or レストラン1エリア(600万円〜):チェックイン時のウェルカム演出、ホテルダイニングの空間演出。クリスマスシーズンは「PM付き宿泊パッケージ」としてセット販売し、宿泊単価を引き上げるケースが増加。
- 客室演出(500万円〜/部屋あたり):客室の壁面1面に季節の映像を投影。スイートルームや特別室への導入が中心。部屋の差別化要因として機能。
- 複数エリア統合演出(1,200万円〜):ロビー+レストラン+客室通路を連携した一体的な空間演出。施設全体のブランド体験を映像で統一。
秋冬のホテル向けポイント
クリスマス+年末年始の2パターン映像を制作するのが一般的。映像切替は制作会社側でリモート対応可能な場合が多い。
カテゴリ③:商業施設(600万円〜)
- エントランス or 壁面1面(600万円〜):施設の「顔」であるエントランスに季節映像を投影。来館者の第一印象を変え、SNS映えスポットとしても機能。
- 吹き抜け・大型空間(1,000万円〜):吹き抜けの壁面+床面に立体的な映像を投影。上階からも1階からも体験が成立する演出設計が必要。
- キッズコーナーのインタラクティブPM(600万円〜):壁面タッチで映像が反応する、お絵描きした絵が映像に登場する——子どもが遊べる体験型空間。ファミリー層の滞在時間延長と来館頻度向上に効果的。

秋冬の商業施設向けポイント
クリスマスのイルミネーションとPMを連動させた「光のフェスティバル」型の演出が定番化しつつある。集客イベントとしてのPR価値も高い。
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カテゴリ④:屋外イベント(1,000万円〜)
- 中規模イベント(1,000万円〜):投影面10〜20m程度。神社・小規模広場・商業施設の壁面など。プロジェクター2〜4台構成。
- 大型イベント(1,500万〜3,000万円超):投影面20m〜。城郭・大型建造物・ビル壁面など。音響連動・ストーリー仕立てのショー形式。
- フェスティバル型(3,000万円〜):複数建造物への投影+周辺演出。複数夜にわたる上演を含む観光イベント全体の統括。
秋冬の屋外向けポイント
秋冬は日没が早く、17時頃から投影可能なため上映時間を長く取れる。一方で機材の防寒対策(プロジェクターの結露防止等)が必要。屋外イベントは許可申請(屋外広告物条例・道路使用許可等)に2〜3カ月かかるため、12月開催なら今すぐ動く必要がある。
「映像更新のみ」の費用(既存PM設備がある場合)
すでにプロジェクションマッピングを導入済みの施設で、秋冬の映像コンテンツを追加制作する場合の費用目安は以下の通りです。
- 季節映像1パターン追加:50万〜150万円
- クリスマス+年末年始の2パターン:100万〜250万円
- インタラクティブ演出の追加:200万〜400万円
見積もりを正確にするために伝えるべきこと
制作会社に問い合わせる際、以下を伝えると見積もりの精度が上がります。
- 投影場所:屋内/屋外、壁面/テーブル/床面、面数と面積
- 目的:集客/SNS拡散/ブランド体験/記念日需要
- 常設かイベントか:常設(365日稼働)/期間限定(〇月〇日〜〇月〇日)
- インタラクティブの有無:触れて反応する演出が必要かどうか
- 予算感:概算レンジでOK
- 希望時期:いつから稼働させたいか
MIRASISONEの費用感と実績
MIRASISONEは、企画から3DCG映像制作・施工・運用までワンストップで対応するため、中間マージンが発生しません。
実績ベースの費用レンジ
- 飲食店:400万円〜 — 渋谷「Whitely 小人シェフ」、麻布「和ノ音」
- 商業施設・ホテル:600万円〜
- 屋外イベント:1,000万円〜
「概算だけ知りたい」「12月に間に合うか確認したい」というご相談も歓迎しています。
